浄蓮の滝の魅力
浄蓮の滝

高さ:25m
幅:7m
深さ:15m
日本の滝100選
駐車場から徒歩約5分、200段の階段を降りると、雄大な滝が姿を表します。
滝周辺は深い緑と澄んだ渓流に囲まれ、四季折々で美しい風景を見せてくれます。
滝の名は左岸にあったと言われる寺「浄蓮寺」に由来しています。
明治末期、安藤藤右衛門翁により、私財を投じて遊歩道が拓かれました。
滝の周囲には、熊本県と静岡県のみに自生が確認されている県指定の天然記念物ジョウレンシダ(ハイコモチシダ)の群生地があり、豊かな水の森を演出しています。
柱状節理

浄蓮の滝は、約1万7000年前に、滝の南東1kmにある鉢窪山が噴火した際に、流出した溶岩流によってつくられました。滝をつくる崖には、溶岩が冷える過程で作られる、規則的な柱状の割れ目がみられ、流れ落ちる滝に美しさを添えています。